風の行方

こんにちは、ヒカルです。

冬の町は風が吹き荒れ、その風の音を聴いて育った。


モテる人がいる、仕事の帰り道にナンパされるくらい。

その人は付き合うならこういう人、結婚するならこういう人というのが、はっきりしている。

ある日の仕事の帰り道 、タイプですと言われナンパされたらしい。

話を聞いている限り、その人の理想に叶う男性である気はしていたのだが、

数回の食事の後、自宅に招待された事に腹を立て、自ら破断させてしまった。

最近はこういった類ついて、うまく返答出来ない。。。

付き合ってみないと分からないこともあるし、

そもそも付き合いたくないとあらば、何も言いますまい。

理想が行末の妨げにならないことだけを願おうか、

その後もナンパされたり、食事に誘われたりしているみたいだから。


吹き荒れた風は、どこまで行ってどう役目を終えるのか、音を聴いて過ごしていた。

今日も向かい風。

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